介護職の本音体験談:きつさを乗り越えるための心構え

40歳男やはり介護士は大変な仕事でした!

私は今、現在近くの工場で働く40代前半の男性会社員です。

結婚はしているのですが、なかなか子供が出来なくて困っているとこです。

私は若い頃に短い期間でしたが介護士として働いたことがありました。

元々、私は自分が小さい頃からお爺ちゃんお祖母ちゃん子でしたので、年配である年寄りのお世話には慣れていました。

そして、介護士としても働いていたのですが、やはり想像以上に大変な仕事だと感じました。

まず、改めて年寄りの方の体の不自由さの大変さやお世話の仕方の難しさに直面しました。

日頃からお爺ちゃんやお祖母ちゃんの事は少しは理解しているつもりだったのですが、いざお世話してみると全然予想外のことばかりが起こってしまい、毎日がストレス加担となってしまいました。

例えば、日頃からお爺ちゃんやお祖母ちゃんたちと話すのですが、その会話すらまともに出来ないこともあったのです。

その例がある時、一人のお祖母ちゃんがトイレに行きたいと言っていたのです。

しかし、私も忙しくきちんとその事を実行出来なかったのでした。

そして、その為そのお祖母ちゃんはおむらしをしてしまったのです。

私は慌ててお祖母ちゃんをトイレまでつれていったのですが、既にお祖母ちゃんはおむらしをしてしまっていたのでした。

ですので、私はそれからはしっかりとお爺ちゃんや、お祖母ちゃんの言うことを人より聞くようにしたのです。

すると、私の気持ちが少しでも伝わったのか、お爺ちゃんやお祖母ちゃんまでもが逆に私の心配をしてくれたのでした。

共に散歩していても、また食事をしていても常に体の心配はしていました。

そして、ある程度仕事にも慣れてきた頃に、私は改めてお爺ちゃんやお祖母ちゃんの話を聞いてみようと思ったのです。

コミュニケーションを日頃からとっておけば、万が一トラブルが起こったとしても、迅速に対応出来ると思ったからなのです。

本当に振り返れば大変な仕事だったと今でも思います。

50代女性介護でもっと頑張りたくなったとき

50代の介護福祉士です。

有料老人ホームでの働き始めたころの出来事を書きます。

私が勤めているホームでは自分で何でもできる方から寝たきり状態の方まで暮らしています。

ターミナルといって亡くなるまでお世話させていただく方もいらっしゃいます。

私は年齢は高いけど、施設で亡くなる方の介護はしていなかったので、先輩(年下)に「ちょっとあぶない方がいる」と言われたときは不安になりました。

介護士のできることはバイタルを測り、異常があれば看護に連絡します。

ところが、体調の悪い方は電動の血圧計では測定できず、手動の血圧計(病院で腕に巻いてシュッシュッと空気を入れるタイプ)を使います。

これがなかなか難しく、むくんでいる腕に巻いて空気を入れるとズブズブッと腕の水分が移動します。

先輩や看護師に教えてもらい、血圧の測り方をマスター、呼吸に気を付けるように丁寧に指導してもらいました。

それでも夜勤は一人で何人もの方の介助に各部屋に入っておむつ交換をしなければなりません。

自分が夜勤のときに亡くなったらどうしようと考えていると、その日夜勤の先輩が看護師に「常に気を付けるけど、他の部屋にいる間に亡くなるかもしれない」と言っているのを聞いて「そうだよね」と少し安心しました。

介護士・看護師と力を合わせて介護している様子に、私も少しでも役立ちたいと思いました。

しばらくして主治医からご家族を呼ぶように話がありました。

家族宿泊室にご家族が泊まり込み、最期のときを一緒に過ごされました。

臨終が告げられるとその時間に仕事をしていた職員が交代で居室に入り、ご本人様とお別れをさせていただきました。

今までも話すことの出来ない方でしたが、声をかけるようにしていたので「ありがとうございました」と小さい声で声かけさせていただきました。

部屋を出ると他の入居者の方たちが、部屋の前でそっと手を合わせてらっしゃいました。

「ともに暮らしてきたからね」と話されていました。

ここが生活の場所なんだと、改めて理解できた瞬間でした。

59歳女性非常勤の介護予防ケアマネージャーは募集要項を十分確認

こんにちは、私は看護師と保健師の資格を持つ50代の女性です。

40代後半でフルタイムの仕事を退職し、しばらくは半年から一年任期の医療職に関する緊急雇用創出事業予算の仕事をしていました。

その後、特定健診に関するパートの仕事をするようになりました。

特定健診の仕事は集団検診での問診が主です。

特定保健指導の仕事をしたいと思っていましたが、それは職員が行なっていたため、そのうち非常勤にも保健指導の依頼があるかも知れない・・と思いつつ問診の仕事を続けていました。

それから数年たち、自分の体重が10kgほど増えてしまい、特定保健指導の仕事はもう無理だと思うようになりました。

このまま問診だけを続けていても成長や収入アップが見込めないと思い、職種の転換を考えるようになりました。

ハローワークの求人を見て、自分に出来そうな仕事を探していると、訪問看護と介護関係(包括支援センターなど)の仕事がありました。

訪問看護は給与が高くていいなと思いましたが、看護はブランクがあるため就労に不安もありました。

介護の仕事は全く初めてですが、包括支援センターの仕事内容は多少理解していたためそちらに応募することにしました。

2018年12月に就職活動を開始し、企業から説明を受けたり、面接に行ったりと数社を検討し、2019年4月に介護予防ケアマネージャーの仕事に保健師職としてつきました。

私が働いている職場では、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格が無くとも基礎資格(保健師、社会福祉士、看護師)があれば介護予防ケアマネージャーとして採用しています。

現在働いている介護予防ケアマネージャーの仕事は、週3日のパート勤務です(1年契約の契約職員で更新あり)。

仕事内容は、担当の利用者さんを受け持ち、家庭訪問をして契約、ケアプラン作成、月1回の電話モニタリング、3ヶ月に1回の訪問モニタリング、評価、介護保険証代行申請などです。

利用者さんを受け持つので責任も重いと感じています。

以前やっていた保健師の仕事と内容が近いので仕事に慣れるのがスムーズでした。

周りのスタッフにも恵まれ、色々教えて頂きながら勤務しています。

現在、約5ヶ月間勤務した感想ですが、仕事の内容、スタッフには恵まれていますが、賃金体系に問題があり、業務内容に対して給与が安いことが問題だと感じています。

受け持ち1件につき、3000円プラス旅費650円が基本賃金で、10件受け持ちで36500円です。

しかし、このようなことは面接時に説明されず、賃金は75000から105000円の間でそれに旅費がプラスされると言われていました。

初月の賃金は約19000円で、その後新規利用者を増やしていって月約10000ずつ増えていますが年末までに75000円いくのか・・という感じです。

新規の方のケアプラン作成は、結構時間がかかるのですが新規の加算はありません。

常勤の方は80件ほど受け持ちを持っておられるので新規をとる余裕はなく、もっぱら非常勤が新規を取っています。

また、移動は公用車、公用自転車ではなく自前で調達しなければならず、皆さん駐車場を借りて自家用車を使っています。

駐車場代も自腹です。

この少ない給与から交通費、駐車場代、訪問のためのガソリン代などの諸経費を差し引くと、ほんの少ししか残りません。

このような状態のため、聞くところによるとやめる方が多く、大量退職、大量採用のようです。

就職活動の時は、大手企業でも疑問点は分かるまで質問し、しっかりと賃金体系や福利厚生を確認されることをお勧めします。

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