34歳男 介護職を経験して

はじめまして。
私は介護の仕事を半年ほど経験させていただきました。
結果は鬱病を患い退職することとなりましたが、貴重な経験をさせていただいたと肯定的に捉えることができればと思います。
私が介護職に就いた理由は、「世の中のために、人のために率先して、人がやりたがらない仕事をしよう。
自分が泥をかぶろう。
」という大義名分のためです。
自己啓発書に感化されたのがキッカケです。
多くの人に喜んでもらうこと。
社会に役立てる力をつけようと考えていました。
仕事内容は通所リハビリテーションでの介護業務全般でした。
移動時や、排泄、入浴での介助。
車での送迎やレクリエーション企画の考案、や実施。
食事や飲み物の配膳。
利用者様との雑談などが主な仕事でした。
学生時代に運動部に所属していた私には体力的にはかなり楽に感じました。
しかし精神的にはハードな仕事でした。
人の命を預かっているという重圧。
低賃金。
40代の女性が中心という職場。
もちろん、きちんとした研修制度はありません。
社会的に不安定な身分。
私は鬱病を患い、わずか半年で退職をするという流れになりました。
その時の心情といたしましては、「ここまで世の中のために犠牲になったのに」でした。
何も残らないまま、病気だけ、苦しさだけが残り。
自分は何のためにやってきたのか。
そんな虚無感にも襲われました。
しかし貴重な経験だったとプラスにとらえようと私は考えています。
これからこの仕事をしようと考えている方がいたら。
若い方にはおススメはしません。
育児を経験されている40代以上の女性でしたら、こういった仕事は出来るのかもしれません。
極端に体力を使うこともない。
(当時20代で学生時代に運動部所属だった私には体力的には楽すぎました。

それに雑談は一般的に女性のほうが得意だと思われます。
育児の経験があれば、それは介護と通じる部分が多いため。
応用ができます。
なので、40代以上の女性の方で、ご興味があれば、就職先として検討されるのもありかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました