こんにちは、私は看護師と保健師の資格を持つ50代の女性です。
40代後半でフルタイムの仕事を退職し、しばらくは半年から一年任期の医療職に関する緊急雇用創出事業予算の仕事をしていました。
その後、特定健診に関するパートの仕事をするようになりました。
特定健診の仕事は集団検診での問診が主です。
特定保健指導の仕事をしたいと思っていましたが、それは職員が行なっていたため、そのうち非常勤にも保健指導の依頼があるかも知れない・・と思いつつ問診の仕事を続けていました。
それから数年たち、自分の体重が10kgほど増えてしまい、特定保健指導の仕事はもう無理だと思うようになりました。
このまま問診だけを続けていても成長や収入アップが見込めないと思い、職種の転換を考えるようになりました。
ハローワークの求人を見て、自分に出来そうな仕事を探していると、訪問看護と介護関係(包括支援センターなど)の仕事がありました。
訪問看護は給与が高くていいなと思いましたが、看護はブランクがあるため就労に不安もありました。
介護の仕事は全く初めてですが、包括支援センターの仕事内容は多少理解していたためそちらに応募することにしました。
2018年12月に就職活動を開始し、企業から説明を受けたり、面接に行ったりと数社を検討し、2019年4月に介護予防ケアマネージャーの仕事に保健師職としてつきました。
私が働いている職場では、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格が無くとも基礎資格(保健師、社会福祉士、看護師)があれば介護予防ケアマネージャーとして採用しています。
現在働いている介護予防ケアマネージャーの仕事は、週3日のパート勤務です(1年契約の契約職員で更新あり)。
仕事内容は、担当の利用者さんを受け持ち、家庭訪問をして契約、ケアプラン作成、月1回の電話モニタリング、3ヶ月に1回の訪問モニタリング、評価、介護保険証代行申請などです。
利用者さんを受け持つので責任も重いと感じています。
以前やっていた保健師の仕事と内容が近いので仕事に慣れるのがスムーズでした。
周りのスタッフにも恵まれ、色々教えて頂きながら勤務しています。
現在、約5ヶ月間勤務した感想ですが、仕事の内容、スタッフには恵まれていますが、賃金体系に問題があり、業務内容に対して給与が安いことが問題だと感じています。
受け持ち1件につき、3000円プラス旅費650円が基本賃金で、10件受け持ちで36500円です。
しかし、このようなことは面接時に説明されず、賃金は75000から105000円の間でそれに旅費がプラスされると言われていました。
初月の賃金は約19000円で、その後新規利用者を増やしていって月約10000ずつ増えていますが年末までに75000円いくのか・・という感じです。
新規の方のケアプラン作成は、結構時間がかかるのですが新規の加算はありません。
常勤の方は80件ほど受け持ちを持っておられるので新規をとる余裕はなく、もっぱら非常勤が新規を取っています。
また、移動は公用車、公用自転車ではなく自前で調達しなければならず、皆さん駐車場を借りて自家用車を使っています。
駐車場代も自腹です。
この少ない給与から交通費、駐車場代、訪問のためのガソリン代などの諸経費を差し引くと、ほんの少ししか残りません。
このような状態のため、聞くところによるとやめる方が多く、大量退職、大量採用のようです。
就職活動の時は、大手企業でも疑問点は分かるまで質問し、しっかりと賃金体系や福利厚生を確認されることをお勧めします。
59歳 女性 非常勤の介護予防ケアマネージャーは募集要項を十分確認

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